スピーキングって難しいですよね。。

僕は今でこそ公の場で通訳を行えるまでスピーキングができるようになりましたが、元々はかなりの苦手意識を持っていました。

2017年頃、アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)にて

 

今回は、英語学習において日本人が最も苦手意識を持っていると言われている、「スピーキング」に必要な4つのスキルについてお話していきたいと思います。

あっちゃん
それぞれ、「何が大切か」と「何をすべきか」の2つについてお話していきます。

英語のスピーキングスキル①「基礎的な英語力」

ズバリ、単語力文法力です。

みんな単語と文法が大切だっていうことはわかっていますよね?

でもスピーキングができないのには、超シンプルな理由があります。

それは、

単語と文法の速さが足りてない

ということです。

どういうことか説明していきます。

単語と文法の速さとはなにか?

そもそも英語は言語なので、習得する為の裏技のようなものは存在しません。

英語習得のために必要なのは、「どこを目指すのか」のゴール設定、「自分にあった効率的な学習手段の確立」の為のトラアンドエラー、そして「楽しむこと」の、3つだけです。

それを踏まえて、良ければ一度、文法と単語を勉強した先にあるゴール、つまり、「文法と単語を習得するとは、具体的にどういうことなのか?」について考えてみてください。

僕の答えは、

文法や単語を認識した瞬間0秒で、それを理解し、使いこなすことができる状態になること

です。

例を用いて説明しましょう。例えばあなたが

「apple」

という単語を見れば、1秒もしないうちに、

「りんご」

という意味を理解できますよね?

では

「kudos」

という単語を見た時に、その意味を理解するのは何秒後でしょうか?

馴染がある人ならappleと同じように1秒以下、なんとなく知っている人なら少し考えて5秒くらい、全く知らない人なら辞書を使って調べて1分くらい、といった感じでしょうか。

実はこの秒数の違いが、単語や文法の速さの違いなのです。

つまり速さがあれば、スピーキングの際に必要な単語や文法が瞬時に出てくるわけで、ちゃんと話せるわけですね。

単語や文法を覚えるということは、単純に単語を見て意味を理解したり、文章を見てその構造を理解できるようになるということだけではなく、もっと具体的に言うと

いかに速く意味を理解できるようになるか

という時間軸での考え方が大切です。

単語や文法が速く理解できれば、英文は立ち止まらずにスラスラ読めるし、速く使いこなせれば、ペラペラと詰まらないで話せます。

単語や文法の習得とは速さの習得なのです。
あっちゃん
単純な量だけに意識が行きがちなのですが、この単語や文法のスピードを上げれば、誰でもスラスラ読んだり、ペラペラ話せるようになります。超シンプルな話なのです。

単語や文法の速さを上げるには?

単語や文法の速さを上げるには、インプットとアウトプットをひたすら繰り返して、単語や文法を頭になじませることでしょう。

でも正直にいえば、単語や文法のなじませ方は人それぞれです。

人によっては映画を見るだけで単語や文法が頭に定着する人もいるし、人によっては参考書を読み漁ることで定着する人もいます。

僕がおすすめするのは、とにかアウトプットすることです。

人間は使うことで覚えます。

さらに言えば、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、全ての形でアウトプットすることをおすすめします。

なんてことは誰でも知ってることで、本当に大切なのは

どうやってアウトプットし続けるのか

です。そこを自分なりに色々試して、自分にあったやり方を見つけ出すことが重要です。

ざっくりいうと僕なら

スピーキングは独り言を言いまくる
リスニングとリーディングは自分の興味のある分野についてのメディアを読み漁る

といった感じですね。

他にも、レアジョブのような学習ツールもおすすめです。

あっちゃん
がんがんインプットとアウトプットを繰り返して、単語と文法のスピードを上げましょう。
Point
単語と文法をすぐに認識してすぐに使えるようになるのが大事。スピードで判断する。

英語のスピーキングスキル②「メンタル」

実は日本人は世界で最も英語が苦手な国の1つなのですが、その最大の原因はこのメンタルにあるように思います。

一定の文法と単語を覚えれば普通なら話せるはずです、しかし「恥の文化」に生きる私達日本人は失敗を極度に恐れます。

完璧に話さないといけない
緊張して頭が真っ白になる
失敗して英語ができない奴だと思われたくない

僕も英語を勉強し始めたことはこんな気持に支配されて、英語が全く話せませんでした。

そして、スピーキングがとても大きなストレスとなって、英語を話すことを極力避けていました。

しかしそれではいつまで経っても英語を話せません。

ここでは、僕が英語を話す際の緊張やストレスを克服できた2つの理由についてお話します。

英語は所詮第二言語

私達には日本語があります。英語はしょせん第二言語です。

その第二言語が上手く話せないのは当たり前の話です。

むしろ第二言語英語を上手く、完璧に話そうとするなんておこがましいとすら思います。

ベネズエラ出身で、今は浅草で働いている友人がいるのですが、出会った当初の彼女の日本語はめっちゃくちゃでした。

文法も単語も全くわかっていませんでしたが、彼女のすごいところは、失敗を全く恐れずにとにかく話す話す。マシンガントークでした。

結局緊張して英語が話せないのは、自分の中で周りの目を気にしたり、変なプライドがあったりするからなんです。

それってかっこいいと思えますか?僕はそれよりも

間違えて何が悪いんだ。英語は俺の母国語じゃない

って感じで堂々としてる人の方がかっこいいと思います。

それにそういう人のほうが間違いなく英語が上達するスピードも早いです。

変にまわりの目を気にして英語が話せなくて、後で話せなかった自分に対して自己嫌悪になって、周りからも何だか口数が少なくてモゴモゴ喋ってよくわからないやつだな

って思われるよりも、堂々と間違えてそれを後で修正してる人のほうが合理的に考えて絶対にいいと思います。

英語はあくまでもコミュニケーションのための手段でありツール

英語はあくまでもコミュニケションツールです。

人によっては、英語を話すこと自体に喜びを見出していたり、英語を教えることが仕事の人もいるので一概には言えませんが、基本的に英語はコミュニケーションを取るためのツールです。

なので英語を話す目的は、相手と意思疎通を行うことです。

英語が上手く話すことがスピーキングの目的ではないのです。

相手との意思疎通こそがスピーキングの目的なのです。

つまり、極端な話をすると、細かい文法の間違いや、発音の不明瞭さは、意思疎通という目的を達成する上ではそこまで重要なものではありません。

僕も恋人や外国人の友人と話すときには、自分の英語のことなんて一切考えません。

そんなことよりも、目の前の人といかに意思疎通ができるのか、しか頭にないです。

このような、英語以前のコミュニケーションの目的を頭に入れておけば、小さな文法間違いなどはどうでもよくなります。

あっちゃん
間違いを恐れて話せない人よりも、目の前の人とちゃんと向き合って、堂々と間違える人のほうが、絶対にかっこいいし、スピーキングの上達速度も早いと思います。変なプライドは捨てましょう。(自戒の念も込めて)

【実録】Google社員の英語から学ぶスピーキングが上手い人の定義

2018.12.22
Point
英語は所詮第二言語。失敗を恐れる姿はかっこ悪い。話してくれてる眼の前の人と向き合って、堂々と失敗する。

英語のスピーキングスキル③「基礎的な言語力」

当たり前の話ですが、日本語であれ、英語であれ、基礎的な言語力がなければうまく話すことはできません。

日本語でうまく話せないのに、英語でうまく話せるわけないですよね。

では基礎的な言語力とは何なのでしょうか?順を追ってかんたんに説明していきます。

漏れなくダブりなく、話したいことを抽出する力

これはロジカルシンキングの基本なのですが、簡単に言うと、自分の言いたいことをちゃんと頭の中から引っ張ってくる力です。

例えばあなたが友達に、「昨日食べたランチが美味しかった」というの話をする場面を想像してください。

「昨日食べたランチが安くて美味しかった」ということを伝えるにあたって、あなたが具体的に伝えるべきことは例えば以下のようなことです。

  • レストランの名前
  • レストランの場所
  • 注文したメニュー
  • どこが美味しかったのか
  • 値段がいくらだったのか

上記の情報を相手に伝えることで、相手は、「昨日食べたランチは安くて美味しかったんだ」ということが理解できると思います。

このように、自分が伝えていことがあって、それに対して必要な情報を適切にまとめる力は、基本的な言語力です。

当たり前のことのように思えますが、これが僕はそもそもこれが上手くできていませんでした。

その結果、話がぼやけて、何が言いたいのかよくわからなくなってしまっていたように思います。

構造化する力

自分の言いたいことをちゃんと頭の中から引っ張ってきたら、次はそれを相手に伝わるような文章にすることが必要です。

かんたんに言えば、言いたいことをまとめる力ですね。

相手に伝えたいことはたくさんあるけど、どれが大事で、どれから伝えればいいのか、どの順番で伝えればいいのかなどを整理する力も大切です。

この辺りの基礎的な言語力は、基本的なロジカルシンキングを学べば誰でも鍛えることができるので、本を一冊くらい読めば概要は掴めるでしょう。

書籍だとこの辺りがおすすめです → はじめてのロジカルシンキング

あっちゃん
単語も文法も勉強したのに英語のスピーキングが話せない、と悩む人は、もしかしたら英語以前の言葉の力が足りていない可能性があるので、一度見直してみるのもいいかもしれません。
Point
自分が言いたいことをちゃんと列挙して、それをまとめる力が必要。英語以前の言語力も大切。

英語のスピーキングスキル④「体の使い方」

これはちょっとしてテクニックなのですが、少し意識するだけでスピーキングがやりやすくなります。

考えてみればたくさんあるのですが、今回は3つだけ紹介します。

お腹に力を入れて話す

ネイティブが英語を話すときは、常にお腹に力を入れて、喉からではなく、お腹から声を出しています。

いわゆる腹式呼吸なのですが、これをやることで、声が通りやすくなり、自分の話す英語がふわふわしなくなります。

腹式呼吸で英語が話せているかを確かめる方法として、ティッシュを口に前に垂らして、英語を話してみてください。

もしティッシュに風があたって浮けば、ちゃんとお腹から声が出せている証拠です。

あっちゃん
これを意識しだしてから、発音が格段に良くなりました。

口元の力を抜く

英語のスピーキングにおいてはとにかくリラックスが大切なのですが、特に口元のちからは抜くようにしましょう。

こんがらがって英語が話せないときは大体口元の筋肉がガチガチになっています。

口元の力を抜いて、お腹から声を出せればいい感じです:)

変に笑わない

体の使い方ではないのですが、日本人は困った時になぜかめちゃくちゃ笑います(僕もそうでした)

特に多いのが、ネイディブと話している時に追い込まれてしまって、面白くもない会話なのにも関わらず、なぞの引きつった笑顔を浮かべてしまうケースです。

これはメンタルが整っていない一つのシグナルなので、それに気づいたら一度自分の精神状態をメタ認知して落ち着きましょう。

自分の英語のことを考えるのではなく、相手の話していることに意識を向けて、ちゃんと目の前の人と会話しているんだということを思い出してください。

そうすることで自分の心を整えて、英語をが話しやすくなるはずです。

Point
お腹に力を入れて、口元はリラックス、そしてニヤニヤせずに堂々と話す。
あっちゃん
以上、英語のスピーキングに必要なたった4つのスキルでした。

ABOUTこの記事をかいた人

Acchan

TOEIC300点から英語学習をスタート。開始から3ヶ月間でTOEIC850点を取得し、現在はTOEIC満点。米国ビジネススクールに一年間留学し、CSR・CSVの研究を行う。 TOEIC990点 →プロフィールを読む